子どもファスト・トラックとは?

子ども・妊娠中の方を優先案内することで、子育て世帯がさまざまな施設を利用しやすくする、子育て世帯にやさしい取り組みです。

市内施設で実施した例を一部ご紹介します。

名古屋城での優先レーンの設置

2025年5月5日(月・祝)こどもの日に、名古屋城本丸御殿(名古屋市中区)の入場待機列で、小学生以下の子ども・妊娠中の方とそのご家族を対象とした優先レーンを設置しました。

優先レーンは、通常の待機列に比べて短い時間でご案内できました。

名古屋城では2024年度に3回実証実験を行い、結果を踏まえ、今年度はこどもの日に実施しました。

中日ドラゴンズ公式戦での専用ゲート・優先解放など

2024年8月9日(金)・10日(土)に、バンテリンドーム ナゴヤ(名古屋市東区)で行われた中日ドラゴンズ公式戦でも実施しました。

  • 小学生以下の子ども・妊婦の方とそのご家族対象の専用ゲートを設定
  • ドラゴンズワールド・3階コンコーススペースを、本開場時間の60分前から優先解放
  • 中日ドラゴンズマスコットなどによる来場者のお出迎え
専用ゲート

当日は、球速などの測定体験ができるアトラクションやキッズ向け遊具などで遊んだり、試合開始前の練習風景の写真を撮ったりして楽しんでいただけました。

来場された方がそれぞれ楽しみながら、本開場までの時間を有意義で快適に過ごしていただくことができました。

さまざまな施設でも実施されています

2025年のGW前後には、国立科学博物館(東京都台東区)や運転免許窓口(一部の都道府県警察)などでも実施されました。
また、中部国際空港などの一部空港での入国の税関検査場では、2023年7月から、未就学児に帯同する家族全員が利用できる優先レーンを常時開設しています。

誰にもやさしい大都市!

ご協力いただきました皆さま、関係者の皆さまのご協力によって、子どもファスト・トラックは、大きな問題もなくスムーズに実施することができました。こういったやさしい取り組みが今後、より名古屋に浸透していくといいなと思います。